協議会とは?
すしの都 北九州協議会は、漁業従事者から市場関係者、寿司店まで、地域の食文化を支える多様な担い手が連携し、北九州ならではのすし文化を広く発信するために設立された官民連携の協議会です。
単なる情報発信にとどまらず、国内外からの来訪者を増やすことによって、北九州市が目指す「すしの都」の実現に寄与するとともに、「美食の街 北九州」としての魅力を高め、観光消費や地域経済全体への波及効果を生み出すことを目的としています。
そのために、北九州のすしに対する認知の向上、観光客の誘致、プロモーション活動、商品化・販売促進、そして寿司店等との調整や地域ネットワークの構築など、実践的な活動を展開しています。
北九州の寿司が旨い3つの理由
3つの海と関門海峡に囲まれた「お魚天国」
北九州市は、玄界灘、響灘、周防灘の3つの海と関門海峡に囲まれ、全国的にも魚の種類が豊富です。深海から近海、沿岸に棲息する魚、そして回遊魚など多種多様な魚が獲れます。また関門海峡は、潮の入れ替わりが激しく、潮汐の干満によって流れの方向が変化するため、ここで育った魚は身が引き締まった極上品となります。北九州は新鮮な魚が豊富に獲れるいわば 「お魚天国」なのです。
さしみの盛合わせ 消費量日本一 旨い寿司ネタ
北九州は「さしみの盛合わせ」消費量日本一。地元の魚を中心に、新鮮で美味しい刺身が楽しめます。また、寿司ネタとしても、北九州の魚は全国的に高く評価され、多くの寿司職人に愛用されています。北九州の豊かな漁場と優れた流通システムが、美味しさを最大限に引き出しているのです。
高水準の品質管理 美味しさを支えるプロ達の存在
北九州は漁場から港までの距離が近く、鮮度を保ちやすい環境です。ただしそれだけでは高水準の品質は保てません。魚を傷つけないために冷水や氷の使い方などを工夫する等、魚に合わせた繊細な品質管理が重要です。また漁師・市場・卸・小売店・飲食店の各々が高いプロ意識と技術を持ち、魚の美味しさを実現しています。中には、お客様の口に入る時間を計算し、魚に神経締めを施す卸業者も存在するほど。北九州の寿司の美味しさは、地理的な幸運とそれを最大化するプロの技術と文化に支えられているのです。
※総務省の調査:47都道府県庁所在地+政令指定都市(川崎市、相模原市、浜松市、堺市、北九州市)の計52都市が対象の調査